受託事業によるワークショップを開催しました。

本校では、8月22日(日)にイオンモール出雲にて、小学生以下を対象としたワークショップを開催しました。このワークショップは、イオンモール出雲のイベントなどの企画を行う株式会社山広との間で、「小学生以下対象の夏休みの宿題」と題した受託事業契約を締結して実施したもので、当日は、機械工学科 本間寛己教授、土師貴史講師及び補助学生による「リムレスホイール」と「レスキューホイッスル」の工作や「レスキューロボット」(レスキューロボットコンテストに出場)の操縦体験を行いました。

 

当日は全国的な新型コロナウィルス感染症流行拡大のため感染症対策を万全に行った会場での実施となり、多くの制約のある中での実施となりましたが、参加者にとって夏休み最後の良い思い出になったようです。本校では、上記のようなイベントや科学教室等を多く開催しておりますので、興味のある方はぜひ本校ホームページをご覧ください。

 

日本機械学会 卒業研究発表講演会「優秀発表賞」を受賞

日本機械学会の中国四国学生会では、毎年、卒業研究の成果発表のため、学生員 卒業研究発表講演会が開催されています( https://www.jsme.or.jp/conference/csconf21-2/ )。  

今年度は、3月4日(木)に開催され、機械工学科と電子制御工学科から18名 の5年生が参加し、以下の3名が「優秀発表賞」を受賞しました。

 

大野航平(電子制御工学科5年、加藤健一研究室)
「縦列配置されたベルトコンベアシステムのベルトコンベア長さに対する搬送性能」

井上優花(機械工学科5年、アシュラフル アラム研究室)
「スクラムジェットエンジンのキャビティ内における空燃混合の改善」

周藤侑也(機械工学科5年、土師貴史研究室)
「並列走行を視野に入れた細型柔軟全周囲クローラの椎体部開発」

 

今年度はコロナウイルス感染症の感染防止のためオンラインにて開催されました。講演総数は中国四国地方の大学・高専から全229件であり、29名が受賞しました。

技術士講演会を実施

2021年1月19日(火)に、機械工学科と電子制御工学科の3年生を対象に「技術士を知ろう!」講演会を実施しました。技術士会中国本部から講師の方にお出でいただき、技術士制度や、講師の方の経験に基づく技術士としての仕事内容などについてお話していただきました。

勉強方法のコツについても教えていただき、3年生にとってはとてもいい機会となりました。

※本校は、公益社団法人日本技術士会中国本部との連携協定を締結しています。

小学5,6年生を対象とした理科・工作教室を開催

2020年11月28日(土)松江高専、12月5日(土)いわみーる(浜田市)において、機械工学科による小学5・6年生を対象とした理科・工作教室を開催しました。 この教室は、(独)日本学術振興会採択事業「ひらめき☆ときめきサイエンス」に機械工学科 高尾学教授が採択されたことに伴い、『波力発電のしくみを学ぼう!~波エネルギーで回転するタービンの工作と水そう実験~』というテーマで実施しました。

 

当日は、エム・エムブリッジ(株)生産・技術部担当部長木原一禎様を外部講師に迎え(松江会場のみ)、高尾教員らが研究開発を進めている波力発電について、○×クイズやスライドを交えてわかりやすく説明した後、直径20mmの波力タービン模型を製作し、水そうで実験しました。参加した児童は保護者らとともに実験や工作を体験し、科学やモノづくりに親しんでいました。

 

なお、当日実施したアンケート結果によると、90%以上の児童が、「おもしろかった」「わかりやすかった」「科学に興味がわいた」と回答しており、この結果からも参加者にとって貴重な体験だったようです。

 

本校では、上記の他にも理科・工作教室を通して、小中学生にモノづくりの楽しさを伝える活動を行っています。興味のある方は、ぜひ本校ホームページをご覧ください。

 

島根大学生のための松江高専・機械工学実験を開催

2020年11月19日(木)20日(金)、島根大学の学部生9名と院生1名が来校し、本校機工学科の工学実験を受講しました。

 

この取り組みは島根県の産学官で推し進められている「先端金属素材グローバル拠点の創出-Next Generation TATARA Project-」事業の一環として昨年度より実施されています。

 

初日は3DCAD/CAM演習、複合加工機による切削加工実習、3次元測定器による形状測定を実施しました。2日目は、材料強度実験およびCAE解析を実施しました。学生たちは非常に熱心に取り組み有意義な2日間になったと思います。

 

ここで学んだことが今後の学習や仕事に活かされることを期待します。

 

本校学生に松江警察署より感謝状

2019年7月20日(土)に機械工学科5年福島朱音さんに松江警察署より感謝状が贈られました。

 

これは松江市内でバイクの窃盗事件が起こった際に、それを聞いた福島さんがSNSで情報を発信したことが犯人の逮捕につながったということから贈られたものです。

 

エンジンのことが好きだという福島さんは、自身もバイクに乗っており、今回の行動で犯人逮捕につながったことを非常に喜んでいました。

 

報告に訪れた福島さんに対し、「高専生らしく、正しいSNSの活用である。」と平山校長も今回の行動を称賛し、今後の活躍に期待を寄せていました。